人生の一部を読書歴で振り返ってみる(技術 + おまけ編)

Sansan Advent Calendar の6日目です。

実はこのブログ、開設してからしばらく経つんですが、 「書こうかなーでもなー」とか考えているうちにずるずると流れていってしまいました。社内ブログに寄稿するために書いていたものもあるんですが、それもここにはアップしていません(いつか、いつかします)。なので、これが記念すべき第一号投稿です。

 

最近ふと、技術の習得のために読んだ書籍やら閲覧したページってどれくらいあるんだろうな?と素朴な疑問が浮かんできました。考えてみる。・・・なるほど、それなりにありそうです。そしてそれに加えて、その時の自分はどういうことを知りたかったんだろうな?というのも気になってきました。よし。それなら丁度いい機会だからざっと書き起こしてみるか!ということで、僕の学生時代からの読書・閲覧履歴を当時の僕の状況とあわせて簡単にまとめてみました。全部はなかなか難しいので、印象に残っているものをあげていきます。最後の方におまけもあります。

学生時代

プログラミングの授業はほとんどがCやC++でした(大学1年の授業でPascalをやっていたような気がするんですがもはや覚えていない)。
研究室はどちらかというとハードウェア系で、C・C++ときどきRみたいな感じだったかと思います。
この頃はまだソフトウェアのエンジニアになるというイメージがほとんどなく、就活でもいろんな職種を受けていた記憶があります(アパレルの営業とか)。

 

C言語プログラミングレッスン

https://www.hyuki.com/lc/

いままでとっつきにくいイメージがあったプログラミングをはじめて面白いと思えた本です。とにかく解説がわかりやすい。でもやっぱりポインタは難しかった。
必殺呪文「ポインタのポインタ」で無事死亡。

 

Cの絵本

https://amzn.to/340O1ra

ポインタの理解に苦しんで手にとった本。それでもやっぱり難しかった。
ただ、絵本というだけあって各セクションに丁寧な図が載っていたので、頭の中で知識を整理するのにとても助かりました。

 

1社目

はじめてJavaに触れました。そもそもソフトウェア開発の基礎が身についていないので研修ではめちゃくちゃ苦労したことを覚えています。なに例外って?テスト?なにそれおいしいの?なんでわざわざクラス分けたりするの?動けばよくない?
本配属後はパッケージソフトの開発チームに一瞬在籍した後、2つのwebサービスの開発に携わりました。

 

Eclipseで学ぶはじめてのJava

https://amzn.to/33X00Wm

会社から支給された入門書。しばらくの間はデスクにこの本を広げて目線をディスプレイと行き来していました。
オブジェクト指向とは何ぞや?というセクションが結構手厚く説明されていたので理解の助けになりました。
そういえば当時EclipsePleiadesを入れて使っていたんですが、「Pleiadesってクソ重いんだよね~」と不用意にSNSでつぶやいたために
中の人に反撃リプされてしまったことがあります。すいませんでした。でも、いい思い出です。

 

楽しみながら作ってみよう!はじめてのAndroidプログラミング

http://www.shinanobook.com/genre/book/2015

新人研修でアプリを作ることになり、学習のために買った本。
電卓アプリの制作を通して、基本事項をインプットしていきました。
全体的に良かったんですが、コードの説明が若干飛躍していた感じがあります。
当時は、まさか自分がAndroidに携わるとはこれっぽちも思っていなかったのである。

 

Java言語で学ぶデザインパターン入門

https://amzn.to/2LtTOif

先輩社員に、デザインパターンくらい知っとけと煽られて買った本。
当時の自分は1章のIteratorパターンから「???」な状態でしたが、これを読んだことでクラスごとに背負うべき責務について考える大きなきっかけになりました。
サンプルコードが古く、読み替えが必要なところもありますが、具体例と図解があって非常にわかりやすかったです。

 

HTML/XHTML&スタイルシートレッスンブック

https://amzn.to/2DTDvHi

web開発のチームへの移動が決まり、学習のために大急ぎで買った本。内容は盛り沢山ですが、5日ほどで読み終わることができました。
XHTMLの出番は残念ながらありませんでしたが。

 

JavaScript 第6版

https://amzn.to/2s05hPX

サイ本です。
先ほど紹介したHTML/XHTML&スタイルシートレッスンブックとあわせて買った本があまりしっくり来ず、もやもやしていたときに当時の上司が貸してくれました。
JavaScriptの書籍って内容がいまいち薄いものが多いなーというイメージがあったんですが、さすがはオライリーさん。この本での学習で、体系的な知識が一通り身につけられたと思っています。

 

フロントエンドエンジニアのための現在とこれからの必須知識

https://amzn.to/2YrjKQT

出版が発表されてから気になっていて、発売日当日に本屋で買いました。
発売当時の、いわゆるモダンなフロントエンドを作り上げるための重要トピックが幅広く取り扱われていました。
HTML、CSSJavaScriptだけでなく、デザインやパフォーマンスについても触れられており、情報を広く浅く集めるのに適している印象です。
ES2015のセクションだけ何度も見直してたような。

 

エンジニアに向いてないと思った人へ

bit.ly

思うようにコードが書けず、「自分はもしかしてエンジニアに向いていないのでは・・・?」と思い悩んでいたときに見つけた記事です。
結局、心が折れるのが早すぎたんだなと後で気づきました。要は向いているかそうじゃないかではなく、シンプルに知識が足りなかったんですね。
足りなければ勉強すればいいじゃないかとある意味開き直れるようになったきっかけです。

 

2社目


Sansanです。いまの職場です。サーバーサイドはrails、フロントエンドはReact + Redux、インフラはawsという環境に「今っぽいなー」となぜか感動した記憶があります。フロントエンドの基盤整備、企業向け機能の保守・開発を経て、現在はAndroidエンジニアをしています。
転職してから、以前よりも技術的なモチベーションが高まったなーと感じています。

 

入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発

https://amzn.to/36cxBNR

Reactを始めるにあたって購入した本です。購入時点ですでに情報が古くなってしまっていたのと、タイトルからも察せるとおりReduxについての記述が一切ないので、
今思えばリファレンスを読み込めば事足りたのではないかと思っています。ライフサイクルのところだけ参考にしていました。

 

Ruby on Railsチュートリアル

https://railstutorial.jp/

入社当時、Railsを覚えるために勉強していました。
フレームワーク学習の材料がここまでまとまっているのってすごいな、と。

 

たぶんこれが一番分かりやすいと思います React + Redux のフロー図解

https://qiita.com/mpyw/items/a816c6380219b1d5a3bf

Reactはわかるけど、Reduxがよくわからん・・・という状態が長く続いていて、悩んでいたときに見つけた記事です。
それぞれのフローで何が起きているのか、そしてどうつながっていくのかが明確に書かれていてものすごく理解が進みました。

 

Kotlinスタートブック

https://amzn.to/2LuB02m

Androidエンジニアになるにあたって、一番最初に手にとった本。
内容がわかりやすいのと、もともとJavaをやっていたおかげか、割と理解が早かったなと思いました。
拡張関数、はじめはどうも解せなかったけど今では大好きです。

 

はじめてのAndroidプログラミング

https://amzn.to/2Lt422G

Kotlinスタートブックとあわせて入門。
最後にアプリを作ったのが数年前という状態でのAndroidエンジニアへのコンバートだったので、なんというか浦島太郎感が強かったです。
Android Studio超便利。Eclipseプラグイン入れて開発していたあの頃が懐かしい。

 

Kotlin イン アクション

https://amzn.to/2riH2fC

毎週1回昼休みに行われている読書会に誘われたのがきっかけで読むようになりました。難易度は高め。言語仕様を深ぼるのに加え、Javaとの違いもところどころに出てきます。

 

RxJavaリアクティブプログラミング

https://amzn.to/2RsB5aK

RxJavaの知識を体系的にまとめたものが欲しくて購入。
ReactiveXのリファレンスとあわせて読んでいました。

 

番外編

食べることとか料理が好きなので、そういう本も買ってます。

 

芸能界のアテンド王が教える 最強の店77軒

https://amzn.to/2rboVse

気づいたらボタンを押していました。
お高いところだけでなく、リーズナブルなところも紹介されていて好印象でした。

 

だしの基本と日本料理

https://amzn.to/2LsrLQs

極めたいですもんね。日本人なら。